長女のはなし
昨日保育園のお迎えに行くと、
長女が先生に手を引かれながらやってきた。
もう片方の手は指をしゃぶっている。
あれ?
なんか様子おかしいな?
自宅で指しゃぶったりすることがたまにあっても、保育園ではそんなことしないのに、どうしたんだろう?
顔もなんとも微妙な表情をしている。
いつもならニコニコで私の目を見て手を振ったりしてるのに、上の方を見たりキョロキョロしている。。
次女も三女も保育園にお願いしてるので、お迎えのときに先生とこどもの様子を話すのは、どうしても三女の担任の先生とばかりになってしまう。
長女に関しては年中だからと言うのもあって、先生と取り立てて話すことがなければ先生も玄関でさよならするだけだ。
手を引いてきた先生は担任ではなく、ただ玄関まで手を引いてきてくれただけだったようで、すぐに去っていった。
本人にどうしたの?と聞くと
おともだちに一緒に遊ばないって言われたの。
と、泣きそうな声で話してくれた。
話を聞いてみるとどうやら同じクラスのお友達何人かに一緒に遊ばないと言われたらしい。
いわゆる仲間外れだ。
おともだちの名前を何人か挙げていて、その子たちみんながそう言ってきたの。と言っていた。
他のママ友さんから話を聞いたことはあった。
そんなことあるのか〜。くらいには思っていたが。
長女の顔つきがあからさまに悲しそうだったので私も胸がしめつけられた。
とりあえず車に乗ってからゆっくり聞くことにした。
幸い、次女と三女がいたので、車に乗ってすぐにわちゃわちゃ始まると、長女の悲しい気持ちも少なからず和らいだようで笑顔が見られた。
母ちゃん的にはホッとした瞬間である。
私:急にそんな風に言われたの?
長女:そうなの。
心の中では、なんやそれ。うちの子を仲間外れにするなんて…!!!と、一瞬オコの状態になったが、冷静になり
私:〇〇ちゃん、どうしたんだろうね?
なんか嫌なことがあったのかなぁ?
それでイライラしちゃったりしたのかねぇ?
なんて話をしてみせた。
長女:わからないけどぉ。。
私:〇〇ちゃん、長女ちゃんのこと嫌いとかじゃなくて、なんか言ってみたくなっただけなんじゃないかな?気にすることないよ。明日にはまた仲良く遊べるんじゃない?
長女:う〜ん。。
私:おやつ、何がいい?食べたいものある?
長女:ワッフルはぁ〜?
私:ないけどぉ〜。買いに行こうか?すぐ近くだし!
長女:やったー!
自宅から歩いて3分のところにある和菓子屋さん。
いつもはほぼ素通りだがこの日は救世主になった。
いつもならおやつもごはんの後だがこんなに悲しそうな表情をした長女を前にしたらなにかしてやりたいと思い、和菓子屋さんでワッフル購入。
長女たっての希望で、店先にあるテーブルでワッフルをみんなで食べることに。
長女と次女がイスに座りワッフルをもぐもぐ。
ニコニコしながら美味しい〜☺️☺️
と言ってくれて母ちゃんはホッとする。
長女:あと飲み物がほしいー!ジュース!
と、わがままが加速してきたが仕方ない。
なんせ暑いし。水分は大切!
と言うことですぐ隣にある自販機で冷たいお茶を購入。
(希望のリンゴジュースはありませんでした🍎)
長女:じゃあしかたないなぁ、お茶でもいいよ!
ゴックゴックゴック…ぷっはぁぁあ!!!
めっちゃ勢いがいいな、おい。笑
長女:じゃあヨーイドン!で帰ろう〜!!!
よっしゃーーーーーーーー!!!!!!
ドタバタドタバタ……
次女:まってよぉぉお〜〜
トトトトトトト……
次女と競争しながら帰っていった。
うん、元気出てきたっぽい。
母ちゃん、またホッとする。
いつも元気すぎて私がわーわー怒って怒鳴ったりして、シュンとさせてるくせに、
外でそーゆー事があると、
どーにも守ってやりたくなると言うか、
元気出させてやりたいと思う気持ち。
親子だからね。
家族だからね。
私の長女ちゃんって気持ちというかね。
それだったら私自身もシュンとさせるような事するなよ!って自戒の念も改めて持てたし、娘たちには笑っていてほしいなと強く思った。
続く…